保育園の入園準備は何が必要?グッズリストや心得も紹介
2025/04/10
子どもの保育園入園が決まると、ホッとした気持ちと同時に「何から準備したら良いのだろう」と迷う方も多いことでしょう。そこで今回は、保育園の入園に欠かせない準備について解説!必要なグッズリストや知っておきたい心得もご紹介します。
入園準備に必要なグッズリスト

保育園は、子どもが一日の長い時間を過ごす場所になるだけに、着替えや食事用品など、多くの物を準備する必要があります。
まずは、入園までに必要なグッズを確認して一つずつ揃えていきましょう。
通園かばん
毎日の登園で着替えやおむつなど多くの荷物を持っていく必要があるだけに、通園かばんは保育園の必須アイテムです。
園によっては、指定のかばんを配布されたり購入したりする場合もありますが、指定がなければ、子どもが自分で背負えるサイズのリュックサックや手提げかばんを用意しておくと良いでしょう。
食事用のエプロン
保育園では給食も食べるため、食事用のエプロンも欠かせません。
市販のスタイなどを使用することもありますが、園によっては、ゴム紐をつけたタオルを使うなど指定されるケースもあります。
また、コップやスプーン、フォークなどの食器類を持参することになっている園もあるため、細かい指定については入園までにしっかりと確認しておきましょう。
おむつ
おむつが必要な月齢の場合は、おむつも必需品のひとつです。
毎日必要な枚数を持参する園もあれば、まとめて持参して園で保管するケースもあります。
一日に必要なおむつの枚数は月齢や子どもによって異なりますが、一日あたり5~6枚程度持参するのが一般的です。
おむつには、一枚一枚に必ず記名しましょう。
布団セット、タオルケット
保育園では、午睡の時間があるため、多くの園では、お昼寝用の布団やシーツ、タオルケットなどが必要です。
園によっては、シーツや布団カバーなどが必要な場合もあれば、コットを使用し、タオルケットや毛布など掛ける物だけが必要な場合もあります。
入園したばかりの頃は、お昼寝に慣れないこともあるため、子どもが好きなキャラクターや色、柄の物を用意すると、スムーズに寝られるようになることもありますよ。
着替え一式
多くの保育園では、昼食後やお昼寝前後などに着替えをしています。
決まったタイミング以外でも、汗をかいた時や排泄物で汚れた時などにも着替えるため、毎日2~3着は用意しておくと安心です。
動きやすいズボンやTシャツ、下着など、園で過ごしやすい服装を何着か用意しておくと良いでしょう。
汚れもの入れ
持ち物の中に、汚れた着替えやおむつなどを入れる袋が含まれている園も多くあります。
袋に記名して持たせる場合もあれば、指定の枚数をまとめて園に持参するケースもあります。
スーパーのレジ袋など、大きめの袋を数枚用意しておくようにしましょう。
帽子
外遊びや園外保育などで必要な帽子も欠かせない持ち物のひとつです。
指定の帽子を用意している園も多く、皆が同じ帽子を使用するため、記名はもちろん、子どもが一目で分かるようなワッペンや印をつけておくと、取り間違いの防止にもなりますよ。
入園準備の注意点

園によっては、持ち物だけでなく、禁止事項や記名の仕方なども異なる場合があります。
園の指定を確認しながら、以下のポイントに注意して準備を進めていきましょう。
すべての持ち物に記名する
保育園では、多くの子どもたちが過ごし、似たような持ち物も多くあります。
持参する物には、必ずすべてに記名するようにしましょう。
おむつが必要な場合には、一枚一枚に記名が必要です。
おむつ替えの際にスムーズに対応できるよう、大きく分かりやすく記名しておくと良いでしょう。
下着や靴下、靴などにも忘れずに記名しましょう。
洋服のタグや靴下など、細かい部分に記名する際は、名前シールやスタンプなどを活用すると失敗がなく時短にもなりますよ。
安全性に配慮した着替えを用意する
多くの保育園では、安全面の観点から下記のような服装を禁止しています。
- フードや紐のついた服
- ビーズやストーンなどの装飾品のついた服
- スカート
- タイツ
- ロンパース
また、月齢に合わせて、自分で着脱がしやすい素材やサイズを選ぶように心がけると良いでしょう。
入園までに身につけておきたい心得

入園準備を進める際には、持ち物だけでなく、生活に慣れるための心の準備も必要です。
園生活に合わせた生活リズムを整える
保育園の入園と同時に職場復帰される保護者の方も多いと思いますが、新しい生活に慣れるには、子どもだけでなく大人でも苦労するものです。
入園を迎えるまでに、起きる時間や寝る時間を見直すなど、入園後に合わせた生活リズムを整えることが大切です。
また、多くの園では、入園前に慣らし保育期間があり、そのタイミングで初めて園生活を体験することになります。
慣らし保育が始まるまでに、子どもと一緒に園までの道のりを確認するなど、予行練習をしておくと安心です。
安心して入園できるような声かけをする
保育園では、入園を機に初めて親と離れて過ごすという子どもも多く、最初は不安を抱いたりストレスを感じたりすることもあるかもしれません。
入園前に保育園の生活について親子で話をしたり、「楽しみだね」と声をかけたりしながら、子どもの不安な気持ちを少しでも和らげてあげられるよう心がけましょう。
保育園に対して楽しいイメージが持てるような声かけを工夫してみてください。
まとめ

子どもたちが長い時間を過ごす保育園では、多くの荷物を持参する必要があり、必要なグッズを買い揃えたり記名したりするのに時間がかかることもあるでしょう。
ぜひ、今回ご紹介したグッズリストも参考にしていただき、時間に余裕を持って入園準備を進めてみてください!
また、入園後の生活をスムーズに過ごすためにも、生活リズムを見直したり、職場復帰に向けた準備を進めたりすることも大切ですよ。
荷物の準備も心の準備もしっかりと整えて、気持ちよく保育園の入園を迎えたいものですね!