保育園の連絡帳の書き方は?忙しい時でも気軽に書けるコツ【例文あり】 | ユニバース開発株式会社 ユニバース・ナーサリー|ユニバース・キッズ

保育園の連絡帳の書き方は?忙しい時でも気軽に書けるコツ【例文あり】

2025/06/20

保育園の連絡帳は、保護者と保育士の双方にとって欠かせないコミュニケーションツールです。しかし、「何を書けばいいかわからない」「忙しくて書く時間がない」と悩む方も多いのではないでしょうか。本記事では、保育園の連絡帳が必要な理由や書き方のコツを紹介します。

保育園の連絡帳の役割

多くの保育園では、子どもの様子や体調、連絡事項を把握するために、連絡帳を活用しています。
連絡帳には、どのような役割があるのでしょうか?

体調面や様子の共有に役立つ

連絡帳には、体調面や精神面など、子どもの様子を共有する役割があります。
例えば、家庭での排便、食事量、睡眠時間などを記録することで、園生活での体調面に配慮することができます。
同じように、園での様子を保育士が記載することで、帰宅後の様子を観察するのに役立てることもできるでしょう。
また、「少し鼻水が出ている」「便秘気味」など、休ませるほどではないけれど、体調面で気になる内容を記載しておくと、保育士は、「いつもよりも眠いのかな」「便秘気味だから機嫌が悪いのかな」などと判断したり推測したりしやすくなります。

適切な対応に役立つ

連絡帳は、子どもに適した対応を取ることにも役立ちます。
例えば、子どもの興味・関心のあること、苦手なこと、気をつけた方がいいことなどを伝えておくことで、子どもに合わせた過ごし方や対応を取りやすくなります。
また、できるようになったことや小さな変化を共有しておくと、保育園での適切なケアにも繋がります。

連絡帳の記載項目

連絡帳のフォーマットは園によって異なりますが、一般的に連絡帳に記載する内容には以下のような項目があります。

  1.     日付
  2.     体調
  3.     食事量
  4.     排便回数
  5.     睡眠時間
  6.     家庭での様子
  7.     連絡事項 など

体調面や様子の変化を伝えるためにも、食事、排便、睡眠などの項目は、できるだけ正確に記録しておきましょう。
 

連絡帳を通して保育士が知りたいことは?

連絡帳で保育士が知りたいことは、家庭での子どもの様子や過ごし方です。
家庭での姿を知ることで、保育士は、一人ひとりの子どもに適したケアを行うことができます。
ここでは、連絡帳を通して特に保育士が知りたい内容を紹介します。

体調や気になる変化

保育園で過ごすうえで、子どもの体調面は保育士が特に細かく把握しておきたい項目です。
「休むほどではないけれどいつもよりも熱が高い」「咳や鼻水が出ている」など、気になる様子が共有されていれば、園での過ごし方を配慮したり体調の変化を注意深く観察したりすることができます。
変化にいち早く気づき、適切な対応を行うためにも、体調面はしっかりと把握しておきたい内容です。

家庭での生活リズム

睡眠時間や食事の量などの生活リズムも保育士が把握しておきたい内容です。
特に睡眠時間は昼間の生活にも大きく影響するため、就寝時間、起床時間、夜間に起きた回数などは細かく記載しておきましょう。
また、中には食事量を見て空腹状況を把握したうえで、給食や離乳食の順番を決めている園もあります。
家庭での生活リズムを正確に伝えることが、園での適切な対応にも繋がります。

家庭でのできごとや成長エピソード

家庭での何気ないひとコマも保育士が知りたい内容のひとつです。
子どもの好きな遊びやちょっとした成長のエピソードを知ることで、子どもへの理解がより深まります。
保育園と家庭とで連携して子どもの成長を支えるためにも、小さな変化や気づきも連絡帳に記しておきましょう。

【例文あり】忙しい時にも気軽に連絡帳を書くポイント

連絡帳は、あくまでも保育園と保護者とのコミュニケーションツールのため、堅苦しく捉える必要はありません。
とはいえ、具体的にどのようなことを書いたら良いか迷う方も少なくないでしょう。
ここからは、忙しい時でも気軽に書ける、連絡帳の書き方のポイントをご紹介します。
例文もご紹介しますので、ぜひ参考にしてご活用ください。

体調や食事の様子

体調で気になることがある場合は、できるだけ詳細に記載しておきましょう。
病院に受診した場合は、その旨も記載します。
同時に、食欲や機嫌にも触れておくと、保育士も様子を気にかけやすくなります。
また、元気な場合にも、変化がない旨を伝えておくと良いでしょう。

 
<体調・食事面の記載例>
  • 昨日から少し鼻水が出ています。熱はなく、食欲もあり元気にしていますが、念のため体調の変化に留意していただけるとありがたいです。
  • 夕飯、朝食ともに完食し、特に体調の変化もありません。

家庭での出来事や好きな物

連絡帳は、日記のように家庭でのできごとを記載しても構いません。
例えば、家庭で遊んだことや最近はまっていることなどを書くのも良いでしょう。
そうした内容をもとに、保育士が子どもとの話題を広げたり、興味を持ちそうな遊びに誘ったりすることもあるものです。

 
<家庭での出来事の記載例>
  • 最近はブロック遊びにはまっていて色々な作品を作っています。昨日は車を一人で完成させて大喜びでした。
  • 昨日は弟と喧嘩になって手がでてしまい、父親に怒られました。寝る前には泣いていましたが、今朝はケロッとして元気にしています。

頑張っていることや成長を感じるエピソード

子どもの成長した姿や頑張る様子などを連絡帳に記載するのもおすすめです。
「〇〇に挑戦しています。」「〇〇ができるようになりました。」など具体的な内容を書いておくと、保育士も子どもの成長に応じたサポートをしやすくなります。

 
<頑張りや成長した姿の記載例>
  • 最近はよくお手伝いをしてくれます。夕食の時間になると進んで片付けや準備をしてくれて成長を感じます。
  • トイレトレーニングを頑張っています。休日の日中は、パンツで過ごせる日が増えてきました。昨日は帰宅後すぐにトイレでの排便に成功しました。

悩みごとや心配ごと

連絡帳は、必ずしも子どもの様子や成長を記載しなければいけないわけではありません。
子育てに関する悩み事や心配ごとを保育士に相談する場として活用しても構いません。
そうした悩みごとが、園生活での気づきに繋がることもあるものです。

 
<悩みや心配ごとの記載例>
  • 食べるよりも遊びたい気持ちが勝ってしまい、食事中もすぐに立ち上がってしまいます。食事に集中させるにはどうしたら良いでしょうか?
  • 夜寝るのが遅くなることが多く朝はなかなか起きられません。寝かしつけのコツはありますか?

まとめ

連絡帳は、保育園での生活に大いに役立てられているだけでなく、子どものちょっとした変化や成長を記録することのできるツールでもあります。
「こんなこともあったな」と振り返ることのできる大切な思い出として残すこともできます。
「何か書かなきゃ!」と気負わずに、ちょっとした成長日記や子育て相談のような感覚で楽しんでみてください。

子どもたちの「生きる力」を育む保育を目指すユニバース・ナーサリーでは、保護者の方の負担を少しでも軽減したいという想いから、連絡帳アプリを導入しています。
「記入が楽で時短になっている」「荷物が減り、連絡帳を忘れる心配もなくなった」
などという声もいただき、保護者の方にも喜ばれています。
これからも、お子様一人ひとりに丁寧に寄り添うだけでなく、保護者の方にも安心してお子様を預けていただけるような保育運営を目指して参ります。