ユニバース・キッズの思考力検定に向けた取り組みを紹介 | ユニバース開発株式会社 ユニバース・ナーサリー|ユニバース・キッズ

ユニバース・キッズの思考力検定に向けた取り組みを紹介

2025/04/07

ユニバース・キッズでは、年に1度、算数ラボを受講している子どもたちを対象に、1年間の学習の成果を試す機会として「思考力検定」を実施しています。

今回は、ユニバース・キッズの思考力検定に焦点を当て、その内容や対策、子どもたちの成長の様子を詳しく紹介します。

算数ラボ(思考力トレーニング)についてはこちら!
▶︎ユニバース・キッズ 思考力トレーニングの授業内容

思考力検定とは?

ユニバース・キッズでは、水曜日に開講している算数ラボという授業内で、思考力検定を実施しています。この検定は、単なる計算問題だけでなく、文章題や記述式回答の問題も含まれており、高学年になるほど中学受験にも繋がるような内容です。

思考力検定は年に3回実施されています。ユニバース・キッズでは、1年間の学習の成果を試す絶好の機会として、年度末のまとめという位置づけで、2月に実施しています。水曜日の算数ラボを受講している子どもたちを対象に、希望制で受験してもらっています。

検定のスタートとなる10級が1~2年生レベルということもあり、1年生には無理に受験は勧めていませんが、2年生以上になると受験率は8割程度と高く、ほとんどの子が積極的に受験しています。

普段の学習ではなかなか目に見えにくい成果を、この思考力検定を通して実感できるため、子どもたちは自分の力を試すチャレンジとして捉えているようです。私たち講師陣も、1年後の検定合格を目標に日々の学習に取り組むように声をかけているので、高い受験率に繋がっていると感じています。

思考力検定に向けたユニバース・キッズの万全の対策

思考力検定に向け、ユニバース・キッズでは、試験対策を行っています。受験のおよそ1ヶ月前からは、算数ラボで扱っているテキストでの学習を一度ストップし、ひたすら過去問を解くことに集中する期間です。

検定ではテキストと同等レベルの問題が出題されるため、テキストの内容がしっかりと理解できていないと合格は難しくなります。そのため、子どもたちはそれぞれ、受験する級のテキスト範囲をそれまでに終わらせることを目指しています。

過去問対策では、45分の授業時間を利用して、過去問を1つ確実に解き終わることを目標にしています。採点した結果をもとに、間違えた問題は、まずは自分で解き直しに挑戦してもらい、それでも難しい場合は丁寧に解説して一緒に解き直したりと、ひとつひとつ弱点を克服していく流れです。

過去問を解くことで、現時点での得点を確認できるだけでなく、自分の苦手な問題や出題傾向も把握できます。

また、普段ユニバース・キッズでは宿題を出すことはありませんが、思考力検定の受験を控えた子どもたちには、過去問を自宅で解いてくるという宿題が出ます。もちろん、取り組み方は子どもによって様々ですが、子どもたちそれぞれのペースで、なるべく多くの問題に触れてもらうことを目指しています。

今年度は全員が合格!

今年の2月に実施した思考力検定では、受験した子どもたち全員が見事合格できました!

何よりも子どもたちが日々の学習に真剣に取り組み、検定に向けて一生懸命努力した成果だと感じています。普段から子どもたちには「8割以上の得点を目指そう」と伝えていましたが、全員が合格点をクリアできたことは、子どもたちの自信にも繋がったと思います。

検定結果の発表の際の子どもたちの反応も印象的でした。今年は1年生の受験者が少なかったですが、見事全員が合格したことを伝えると、受験した子はもちろん、受験しなかった子や算数ラボを受講していない子まで、みんなで拍手して祝福してくれました。

これをきっかけに、「自分もやってみたい」「来年は受けてみようかな」という気持ちが子どもたちの中に芽生えてくれたら嬉しいですね。来年はさらに多くの子どもたちが思考力検定に挑戦してくれることを期待しています。

努力が実を結んだ合格エピソード

思考力検定を通して、毎年様々なドラマが生まれますが、特に印象に残っているエピソードを紹介します。

昨年、初めて1年生で思考力検定に挑戦した子がいました。1~2年生レベルの10級とはいえ、まだ入学して間もない1年生には難しい内容です。ご家庭ともよく相談し、本人の「受けたい」という強い気持ちと、お母様の「チャレンジすることが大切」というお考えから受験することになりました。結果は惜しくも数点足らずで不合格でしたが、それでも本人は諦めずに今年も受験したいと言ってくれました。

今年の受験では、確実に合格を目指すなら10級という選択肢もありましたが、1年間しっかりと成長したこともあり、9級にチャレンジすることにしました。普段は物静かなタイプのお子さんですが、内に秘めた頑張りたいという気持ちが強く、見事今年は80点以上を獲得して合格しました。ご家庭でも、講師が渡した宿題だけでなく、自主的にコピーして何度も解き直すなど、本当に努力を重ねてくれていたとのことでした。

また、今年は5年生の女の子が、6年生レベルの6級に初めてチャレンジし、合格したという嬉しいこともありました。高学年になると、塾との両立などでなかなか時間が取れない中、本人の努力で見事合格できたことは本当に素晴らしいと感じています。

保護者の方からの声

保護者の方には、将来の中学受験や高校受験を見据えた予行演習という意味合いも込めて受験をおすすめしています。保護者の方々からも「良い経験になった」という声を多数いただいています。

ユニバース・キッズに通う子どもたちの保護者の方々は、学習に対する意識も高く、熱心なご家庭が多い印象です。ご家庭によっては、子どもと一緒に過去問の解き直しをしてくださったり、「ちゃんとできてる?」と声をかけてくださったりと、積極的に学習をサポートしていただいています。ご家庭との連携があることで、子どもたちの理解もより深まっていると感じています。
もちろん、私たち講師陣も全力で子どもたちをサポートするので、安心してくださいね。

思考力検定に挑戦する子どもたちの声

子どもたちは、点数という目に見える結果が出ることで、合格への意識を高め、積極的に学習に取り組んでいます。

思考力検定の授業に取り組む子どもたちは、難しい問題にも粘り強く向き合う努力家が多いと感じています。1~2年生向けの10級のテキストでさえ、初めて見る大人でも戸惑うような、じっくり考えないと間違えてしまう問題や、うっかりすると引っかかってしまう問題が少なくありません。それでも子どもたちは諦めずに考え抜き、難しい問題にも果敢に挑戦しています。その頑張りには本当に頭が下がる思いですし、よく続けてくれているなと感心しています。

特に、算数が好きな子は、難問に挑むことに面白みを感じながら取り組んでいるようです。学校の授業内容だけでは物足りないと感じるような、少し難しい問題に、自分の持てる知識や発想だけで立ち向かい、解けた時の達成感を味わっているのかもしれません。

私たち講師陣も、授業では、難しい問題に苦戦しながらも、1年間を通して着実に力がついていることを子どもたち自身が実感できるような声かけを意識しています。特に1年生の最初は、テキストを見ただけで「なんだこれ?」と戸惑っていた子どもたちが、数ヶ月後には難しい問題にも果敢に挑戦し、以前は全く分からなかった問題が解けるようになっていることに気づく瞬間があります。「最初全然わからなかった問題が今ならできる!」という発見は、子どもたちにとって大きな喜びであり、自信に繋がっているようです。

中学受験や高校受験の練習にもなる!ユニバース・キッズで「思考力検定」に挑戦しよう

今回の記事は、思考力検定に向けた取り組みについてご紹介しました。ユニバース・キッズでは、子どもたちが自ら「受けたい」と意思表示し、自主的に挑戦していることが大きな特徴です。私たちは、子どもたちの主体性を尊重し、自らの目標に向かって努力して結果を出すという貴重な経験をサポートしていきたいと考えています。

ユニバース・キッズでは、説明会・体験会を随時開催しています。ユニバース・キッズの思考力トレーニングにご興味をお持ちの方は、ぜひご参加ください。