学童保育とは?基本的な情報と利用方法、選び方のポイントを解説 | ユニバース開発株式会社 ユニバース・ナーサリー|ユニバース・キッズ

学童保育とは?基本的な情報と利用方法、選び方のポイントを解説

2025/04/25

学童保育は、小学生の子どもを持つ保護者の強い味方として、多くの家庭で利用されている施設です。しかし、種類やサービス内容が異なるため、どの学童保育を選べば良いか迷ってしまうこともあります。

この記事では、学童保育の基本的な役割や種類、利用方法、選び方のポイントを分かりやすくご紹介します。これから学童保育を利用しようと考えている保護者の方はぜひ参考にしてください。

学童保育はどんな施設?

まずは、学童保育の定義や役割、また利用条件について詳しく見ていきましょう。

学童保育の定義と主な役割

学童保育は、小学生の子どもを放課後や長期休みに預かる施設で、共働きやひとり親など、家庭に保護者がいない時間帯に子どもの安心・安全な「生活の場」を提供します。

宿題をしたり、おやつを食べたり、友だちと遊んだりと、家庭に近い環境で過ごせるのが特徴です。子どもにとっては第二の我が家のような存在であり、保護者にとっても、子育てと仕事を両立するための心強いサポートとなります。

学童保育に預ける条件は?対象となる子ども

学童保育は、主に小学校に通う子どもを対象にしたサービスです。多くの自治体では1年生から利用可能で、6年生まで預かってもらえる場合もあります。ただし、定員や地域の運営方針により制限があることも。保護者が日中不在であることが基本条件で、共働きやひとり親家庭が優先される場合もあります。利用を考えている方は、入学前に地域の学童情報を確認しておくと安心です。

学童保育の種類と特徴

一般的に「学童保育」には、公立学童保育(放課後児童クラブ)、放課後子供教室、民間学童保育の大きく3つがあり、運営主体やサービス内容、利用条件に違いがあります。それぞれの違いを見ていきましょう。

公立学童保育(放課後児童クラブ)

厚生労働省管轄の公立学童保育は、放課後児童クラブとも呼ばれ、地域の児童館や学校の空き教室などを使って運営されています。対象は、小学校に通う共働き家庭や一人親家庭の子どもで、特に1~3年生が中心です。放課後は、宿題をしたり遊んだり、おやつを食べるなど、家庭に近い雰囲気で子どもたちが安心して過ごせる場が提供されます。指導員は保育や教育の知識を持つ専門スタッフが担当しており、安全面にも配慮されています。

放課後子ども教室

放課後子ども教室は、地域の学校などを活用し、子どもたちが安全に過ごせる場所を提供する施設です。主に文部科学省が管轄しており、学習支援やスポーツ、工作などの体験活動が行われます。参加対象は小学生全般で、地域のボランティアや大学生がサポート役として関わることも。基本的には短時間のプログラムで、共働きでない家庭の子も利用できます。他の種類の学童保育との併用の可否も含め、早めの情報収集がおすすめです。

民間学童保育

民間学童保育は、企業やNPOなどが運営する学童で、公立に比べて柔軟なサービスが特徴です。就労証明などの条件がないことも多く、どの家庭でも利用しやすい点が魅力です。施設によっては、習い事への送迎や夜間保育、夕食の提供などもあり、忙しい保護者にとって強い味方になります。ただし、公立に比べて月額費用は高めなことが多いため、サービス内容と料金のバランスを見て選ぶことが大切です。

【学童保育の種類別】メリット・デメリット比較

これまで説明した通り、学童保育には主に「公立学童」「民間学童」「放課後子ども教室」の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。
公立学童は費用が抑えられ、基本的な生活支援が中心。一方、民間学童は習い事への送迎や夕食提供などサービスが充実している反面、費用は高めです。放課後子ども教室は無料または低料金で参加しやすいですが、預かり時間が短く保育目的ではありません。ご家庭の働き方や子どもの性格に合わせて選ぶのがポイントです。

学童保育の利用方法

学童保育の利用には申し込みが必要です。いつまでに申し込みをし、申し込みに何が必要かを確認します。

申込時期

学童保育の申し込み時期は種類によって異なります。公立学童(放課後児童クラブ)は、一般的に11月~1月頃が申し込み期間です。自治体ごとに時期や手続きが異なるため、入学説明会や市区町村の案内を見逃さないようにしましょう。

民間学童は運営元によって時期がバラバラで、早いところでは10月中旬から受付が始まることも。先着順で枠が埋まる場合もあるため、気になる施設は早めのリサーチと見学がカギです。

必要書類

学童保育を利用する際には、いくつかの書類を準備する必要があります。

公立学童では、申請書や調査票、保護者の勤務状況を示す就労証明書やシフト表など、多くの書類が必要になります。特に「家庭で保育が難しい理由」を証明する書類は、就労や出産、介護など状況に応じて異なるため、早めの確認と準備が欠かせません。自治体によって提出内容が異なる場合もあるため、気になる学童や自治体の案内を早めにチェックしておきましょう。

民間の学童では必要書類が異なることが多いため、希望する施設へ直接問い合わせるのが安心です。どの学童も書類の不備があると申し込みが受け付けられないことがあるので、余裕をもって準備を始めましょう。

失敗しない選び方!学童保育を選ぶ際にチェックしたいポイントとは?

最後に、学童保育を選ぶ際に確認したいポイントを紹介します。

利用時間

学童保育を選ぶ際にまず確認したいのが「利用時間」です。保育園と比べて預かり時間が短くなるケースが多いため、平日や長期休み中にどれくらいの時間預けたいのかを明確にしましょう。
公立の学童は19時頃まで預かってもらえるところも多くありますが、延長が難しいことも。一方、民間学童では有料で21時まで対応しているところもあり、勤務時間が不規則な方には心強い選択肢です。将来的に働き方が変わる可能性も見越して、余裕をもった利用時間の施設を選ぶのがおすすめです。

指導員の人員状況

学童保育を選ぶ際には、指導員の人数や配置状況も大切なチェックポイントです。スタッフの人数が少ないと、一人ひとりに十分な目が行き届かず、宿題のフォローや生活面での細やかなサポートが難しくなることもあります。特に「しっかり見てもらいたい」と考えるご家庭は、利用児童数に対するスタッフの数や、指導員の資格(保育士・教員免許・放課後児童支援員など)の有無を確認すると安心です。見学や体験の機会があれば、現場の雰囲気や対応の様子を実際に見て判断するのがおすすめです。

料金

学童保育を選ぶうえで「料金」は見逃せないポイントです。毎月発生する費用だからこそ、無理のない範囲で継続できるかを確認しましょう。公立の放課後児童クラブは月額3,000~7,000円ほどと比較的安価で、経済的負担が少ないのが魅力。

一方、民間学童は月額数万円かかることもありますが、その分サービスが充実しているケースも多く、それぞれのご家庭のニーズに合っているかを見極めることが大切です。また、入会金や年会費が必要な場合もあるため、トータルでの金額を事前にチェックしておきましょう。

保育内容

保育園とは異なり、小学生になると宿題や学習のフォローが必要になります。学童保育によっては、宿題のサポートや学習指導に力を入れているところもあり、特に民間学童では独自のプログラムを提供している場合もあります。

一方で公立の学童では自由時間が中心で、学習サポートが少ない場合もあるでしょう。子どもにどのような過ごし方をしてほしいか、ご家庭の方針と合っているかを見極めることが大切です。事前に見学や体験を通じて、内容をしっかり確認しておきましょう。

自宅からのアクセス

学童保育を選ぶ際は、通いやすさも大切なポイントです。自宅や学校から遠いと、子どもが移動に疲れてしまったり、お迎えの時間が遅くなったりと負担が大きくなります。特に民間学童は送迎付きの施設もありますが、移動時間が長くなるケースもあるため注意が必要です。無理なく通える距離かどうか、実際に通うルートや移動時間を確認しておくと安心です。保護者・子ども双方にとってストレスの少ない立地を選びましょう。

安全対策

学童保育は、子どもが学校のあとに長い時間を過ごす「もうひとつの生活の場」です。そのため、安全対策がきちんとされているかは非常に重要なチェックポイント。施設内の危険箇所の有無や、怪我をしたときの対応体制、災害時の避難方法など、具体的に確認しておきましょう。

見学や説明会では「毎日の様子をどう共有してくれるか」「緊急時の対応はどうか」といった点についてあわせて質問するのもおすすめです。安心して預けられる環境かどうか、ご自身の目で確かめることが大切です。

まとめ

学童保育は、家庭のニーズや子どもの個性に合わせて慎重に検討することが重要です。利用時間、料金、指導員の人数や資格、保育内容、安全対策など、様々な要素を総合的に判断し、最適な施設を選びましょう。

ユニバース・キッズは、学力重視だけでなく、子どもの多様な成長をサポートする学童保育施設です。英語や速読、ロボットプログラミングなど幅広いプログラムを提供し、思考力や表現力を育てます。また、キッザニアへのお出かけやキャリア教育なども実施しており、学びの場としての価値だけでなく、居心地の良い居場所としても魅力的です。
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